この話の後半は性/描写有りのため、R−18とさせていただきます。
あくまでも、創作上の話で実際の性/交渉とは異なります。それをご了承のうえ閲覧お願いいたします。
ユウの肩を抱いてキスしようと顔を近づけると、バッと振り払われる。
ユウがするりとオレから離れ、ソファから立ち上がる。
「俺、明日早いから、もう寝る。」
赤い顔したユウが足早に寝室に去っていく。
オレの手はむなしく空を切った。
「ええー!ユウいい感じだったのに!もしかして、ベットじゃないとイヤだった?」
慌てて、ユウを追って、寝室に向かう。
寝室と言っても、ダブルベットが一つ部屋の真ん中で占領しているだけだが。
ユウは嫌がったのだが、勝手にダブルベットを注文し、部屋に運び込んだのだ。
その後、ユウにこっぴどく怒られたが・・・・。
そのダブルベットのかなり端の方にユウは潜り込み、ベットの真ん中にクッションを置く。
なんか、境界線みたいで傷つくさ。
「違う!今日は、しない・・・。」
ユウは赤い顔を隠すように、布団を顔まで上げて、目だけを覗かしている。
「ユウ・・・・。ほんとに、イヤ?本当にユウが絶対イヤっていうなら、・・・・しないさ。」
ユウ側のベットの端に立って、ユウの顔を覗き込む。
ユウが弱いちょっと泣きそうな顔で、ユウに聞いてみる。
大抵、コレでユウを懐柔するんだが、今日は違った。
「ほんとにしない!!・・・・っていうか、しばらくそういう事はしねぇ。」
「ええっ!!なんで??」
「なんでもだ!!」
ユウをなんか怒らせるような事したかなと必死に記憶をたどる。
というか、さっきまでオレの為にオムライス作ってくれたりいい雰囲気だったじゃないか!
ユウもしかして、怒ってるわけじゃないのかな?
「ユーウ♪・・・・・もしかしてさ、しないって言ってるのコレを関係ある。」
「なっ!!」
ユウに見せたのは、瓶に入った錠剤。
ソレを見た瞬間、ユウはガバッと跳ね起きる。・・・・・ビンゴさ!
「さっき、冷蔵庫の中で見つけたんさー♪」
「そっそれは、ただのサプリだからっ!返せっ!」
ユウが手を伸ばすのをヒョイっと避ける。
ベットの端に腰を下ろすとギシッとベットがしなる。
「フーン。イソフラボン配合コムイスペシャルねぇ?」
ユウの目がキョロキョロと泳ぎ、顔が赤く染まっている。
「ユウ、もしかしてさ・・・胸おっきくする為に、コレ飲んでる?」
「ちがっ!!生理不順とか治るって、コムイが・・・・・。」
「でも、胸もおっきくなるってコムイが?」
意地悪そうに聞くとユウは真っ赤になって下を向いてしまう。
あー、ちょっとからかいすぎたさぁ。
ユーウ、と呼んで腰を抱いて、ちょっと強引に膝の上に座らせる。
柔らかいユウの体にふれて、もう体の熱があがる。
「ユウ、ご飯つくってくれたり、胸おっきくしようとしてくれたり、急にどうしたんさ?」
誰かに、ヤキモチでも妬いた?とギュウッと抱きしめながら聞く。
ユウはバタバタと暴れたが、腕の力をグッと込めて絶対に離さない。
「かっ勘違いすんなよ!別に、お前の為じゃねぇし!」
「そうなんさ?オレ、ユウが好きだから、胸がちっさいとかおっきいとか気にしないさ?」
「・・・・うそつけ!」
ユウがオレの抱いている手を引き剥がそうと必死で手を引っ張る。
ガブッとユウが腕に噛み付いてきて、うっかり手の力が弱まる。
ユウはソコを見逃さず、サッと腕の中から逃げ出し、クッションをオレに投げつける。
「巨乳好きのくせに!料理上手いやつに、いい子だねって言ってるじゃねぇかよ。」
「ごっ誤解さぁー。社交辞令だし!巨乳好きも違います!!」
ユウの怒りを解こうと慌ててる自分とヤキモチを妬いてもらって嬉しい自分の両方がいる。
胸おっきくなるまでえっちしないって考えたユウがいじらしすぎる。
気を抜くとヘラッと笑いそうで、ユウの怒りを買わないように気を引き締める。
ユウは、さっき投げたクッションを胸に抱き、ガードするように言い放った。
「とにかく、お前はもう胸に触るな!!」
「ええ〜っ!!」
無理無理ー!!と叫ぶが、ユウは聞く耳を持ってくれない。
むぅっとむくれて、パッと思いついた提案に顔が輝く。
「じゃぁさ、・・・・胸さわんないから、シてもいい?」
「なっ////」
ユウに近寄りながら、ささやくとユウがさらに真っ赤になった。
もう、ココこんななんさ、とユウの手をオレの股間に手を這わせる。
ユウはあきらめた様に目を伏せた。
ちゅっ、ちゅく・・・
ユウの唇を吸い上げ、中に舌を這わせる。
歯列をなぞり、ユウの固まった舌を誘い出すように吸い上げる。
「ふっ、んっ・・・・」
我慢していたユウの声が堪らずに漏れ、嬉しくなる。
後頭部に添えていた手を下にずらしボタンに手をかけようとすると頭を叩かれる。
「はっ・・・、胸はさわんねぇんだろ。」
ユウがちょっといたずらっぽそうな目で言う。
「えー、服も脱がないのー?」
「必要ねぇだろ。」
ちょっと不満だが、これで怒らせて途中で行為を終了させられたら、高ぶった自分を抑えられない。
キスを再開させて、ユウの舌を絡めて、右手をユウの下着の中へ滑らせる。
少し、湿ったソコに手を走らせるとユウがビクッと反応する。
「今日は、胸さわってないから、あんま濡れてないさ・・・・。」
「うるせぇっ」
ユウの秘芽を指で触ると、既に立ち上がっている。
秘芽を触られるとユウはいっつも足を閉じようとして嫌がる。
無論、オレの体が足の間に割り込んでいるから、ただオレを締め付けるだけなのだが。
「ユーウ、そんな締め付けちゃ痛いさぁ。」
濡れた指先でユウの唇を撫でるとユウが顔をしかめる。
おいしいさ?と聞くと、変態!と毒づかれる。
「ユウが舐めちゃったから、オレの分無くなったし、オレの分は直接もらおうっかな?」
「えっ?ちょ、やぁっ。」
ユウがオレのしようとしてる事を予想して、上に逃げるが、ベットに阻まれて、それ以上逃げられない。
ユウのズボンとパンツを一気に下ろして、ユウの秘部に顔を埋める。
ちょんと舌で陰核をつつくとユウの体がビクリとしなる。
「やぁ、ラビッ、やだ、そこ・・・・。」
ユウがオレの頭をどけようと髪の毛をひっぱるが力が入らない。
濡れてきた愛液を口ですくいとり膣に舌を差し入れる。
ユウの愛液はドンドン溢れてき、舐めきれないほどになり、口を離すとテラテラとユウの性器を飾っている。
「はぁっ・・・・ん。」
ユウが声を抑えようと手で口を塞いでいる。
閉じようとするユウの足を両手で思いっきり開き、陰核を吸い上げた。
「やぁぁっ・・・・はっ、ん。」
ユウの体が二回大きくビクビクとしなり、絶頂を迎えたことを知らせる。
はぁっはぁっと荒い息をつくユウの唇にきすをする。
「ユウ汗かいちゃったね。」
上だけ着ているパジャマはしっとりと濡れている。
涙が浮かんでいるユウの目尻にキスし、完全に勃ち上がりパンパンに膨れ上がったソレをユウの性器にこすりつける。
達した直後で敏感になっているユウは、たまらずに声をあげる。
「あ・・・・ふっ。」
慌てて声を抑えようと手で口を塞ぐユウの手を奪い取り、手を頭の上でまとめる。
「ユウ、声聞かせてさ。」
ワザとユウの耳元でささやき、ユウにまた深いキスをする。
2人の唾液がまざり、ユウの口からこぼれる。
「うっ・・・」
さっきから、入れたくてしょうがなかった自身をやっとユウにしずめる。
ズブズブと音を立てて、ゆっくりとユウの中へ押し進めていく。
全部入ると全身に電気のような感覚が走り、ゾクゾクする。
ユウの中に挿れた時、毎回挿れただけでイキそうになるのを必死でこらえる。
「ん、ん・・・・。」
ユウを突き上げると途切れ途切れにかわいい声が聞こえる。
必死に空気を吸うその口が可愛くて、ユウの顔のそばに両手をついて唇をむさぼる。
「ん、んーっ」
ユウが苦しそうに涙目になるがかまわず舌を舐めあげる。
腰を大きく動かし、奥に届くように何度も突き上げた。
ユウから愛液はとめどなく溢れ、水音が部屋に響きわたる。
「ユウっ、はっ・・・ゴメ、もうイク・・・・。」
ユウに絡みつけられ、キツく締められて絶頂に達した。
はぁっ、はぁっ・・・・
お互いの荒い息が部屋に響く。
ユウの胸が上下していて、ゴクリと喉がなる。
「はぁっ・・・・ラビ、終わったんなら、とっとと抜っ・・・やぁっ。」
ユウのパジャマのボタンを引きちぎるようにあけ、ブラを下にズラす。
汗ばんだユウの胸は、すげーキレイで、思わず、乳首にかぶりついた。
「やっ、ラビ!約束が違うっ!」
必死にユウが胸を隠そうとするが、その手を払いのけ、もう一方の胸をやわやわと揉みあげる。
すでに勃ち上がっている乳首を指でキュウとつまみ、もう一方を舌で愛撫する。
「ラビっ!やめっ!」
ユウが足をバタバタと動かすが、ユウとオレは繋がったままだから、刺激になって気持ちいい。
胸の愛撫を続けていると、愛液がさらにながれだす。
「ユウ、ゴメン。我慢できないさー。」
ユウの胸さわらないとか無理!とやっと胸から、顔を上げて言った。
ずっと吸い上げていた為、ユウ乳首は赤くなってしまっている。
「嘘つきウサギ!!」
ユウがキッと睨み付ける。
「だってー、ユウおっぱい超好きなんだもん。やーらかいし、弾力があって気持ちいー!!」
ユウもさわってみ、とユウの手をもって、やわやわと上から揉みしだく。
ユウはまだちょっと怒ってるみたいだったが、ユウの胸に顔をうずめて、胸を堪能する。
舌でコリコリとした乳首を舌で転がす。
「オイ、何またでかくしてるんだよ!抜けっ!!」
「だってー、ユウのおっぱい触ってたらこうなっちゃうさー!ユウ、もう一回お願いします!!」
腰を思いっきり打ちつけ、「や、やぁっ・・・。」という喘ぎ声がいつまでも聞こえていた。
「オイ・・・・。」
「ハイ・・・・。」
「お前!何抜かずに3回もやってやがるんだ!しかも、その後、二回もやりやがるし!!」
「ごめんさー!だって、ユウだって・・・気持ちよ・・・」
そこまで言ったところで、ゴンとアゴを殴られる。
離れてるユウを後ろから抱きしめ、ギュウッと力を込めた。
「お前、いつまで胸さわっていやがる!」
「えー、だって、胸おっきくしたいんなら、揉むのが一番いいんさ?」
フニフニとユウの胸の感触を楽しんでいたら、怒られた。
「そんな訳あるかっ!」
「だって、ユウ。AよりのBから、CよりのBになったでしょ?」
ユウが体をねじってコッチをみる。
なんでそんなこと知ってるんだ!と言わんばかりに。
「ユウの事だから、なんでも、分かるさー!」
「・・・・変態。」
ユウがふくれっつらをしているのが、後ろからでも分かる。
ほんとにすごく可愛くて、顔がニヤニヤと笑っている。
「オムライスもおいしかったしー!ユウは可愛いし!もうサイコーさ!!」
「失敗したヤツは、お前もう食うなよ・・・。」
ユウがボソッと言う。
まだ、そんな事いってたんさ。全然さっきのもおいしかったのに。
「そんな事言って、ユウあれ一人じゃ食べきれんさ?」
「・・・・モヤシに食わせる。」
ユウの一言でピタッと手が止まる。
心に黒い感情が渦巻いてくのが止められない。
「ユウ、絶対ダメさ!」
「なんでだよ!?」
「アレンがユウの手作り食うとか絶対ダメさー!」
別にいいだろ、とユウが呆れたように言う。
そして、欠伸を一つして、布団を被り直す。
オレは、一人、赤くなったり、青くなったり百面相をしている。
「ユウ!」
ユウに覆いかぶさり、耳をかむ。
柔らかい耳たぶをなめ、ソコに息を吹きかける。
ユウは体を小さく震わせる。
「ユウ・・・、もしそんなコトしたら、お仕置きだからね。」
思いっきり低い重低音でささやく。
ユウがビックリして、オレを見る。
その瞳には、少しの脅えの色・・・・・。
甘いばっかじゃなくて、たまにはこんなスパイスもいいさ?