「ユウ帰るさー！」

授業も終わり、下校時刻になった頃、ラビが神田のもとにやってきた。

「ちっ…仕方ねぇな」

荷物を纏め、靴箱へ向かった。

「あー、今日も疲れたさぁ…」
「お前ずっとサボってたじゃねぇか」
「あはは。バレたか」

ケラケラと笑っていたが、ラビは本当に授業に出ていなかった。
しかし、それでも成績は学年一。
勉強しなくてもいいなんて、羨まし過ぎると神田は思う。


靴を履き、帰り道を歩いた。
いつも通る帰り道。
あまり他の生徒達が通らない道を通って帰る。
暫くすると、神田はラビの背中にぎゅっと抱きついた。

「(ん？ユウ…！？)…ユウ、何かあった？」
「…別に。ただ、何となく今日は気分が良いだけ」
「俺はユウと一緒にいられたら、いつでも最高さ！」
「騒がしいやつ」

ぷぷっと神田が後ろで笑ってるのを聞き、ラビはホントなんさーっと騒いでいる。

「…………けど…やっぱり、お前が好きだ」
「うん。俺も大好きさー！！」


ラビは振り返り、正面から神田を抱きしめ直した。


「ずっと俺の傍にいてね」
「ああ」




夕暮れの中、重なる２つの人影……


また明日からもこんな日が続けばいい……






◆あとがき◆
遅くなってごめんなさい！！！
ジャンピング土下座する勢いです。

さてさて、この度は相互リンクありがとうございました！！
学パロラビュとリクエストしていただいたのに、ラビュなのかユウラビなのか分
かんない展開ですみません(>_<)
でも、気持ちはラビュで書いたので。
そもそも、学パロっぽくないかもしれません…
すみませんm(_ _)m

それでは、この辺で。
これからも更新頑張って下さい。
そして、これからもよろしくお願い致します。


2009.6.21  高月杏樹







高月さま！！素敵な学パロラビュをありがとうございます！！

ラビュのほのぼのとした雰囲気にすごく癒されました！！
暖かい空気感が大好きです。

リンク相互いただいてありがとうございます。
どうぞこれからもよろしくお願いします！！